00.オールオン4で失敗しないために

FAILURE

当院には、オールオン4治療で失敗してしまった患者さんが多数相談に来られます。そのほとんどの方が事前に十分な説明を受けておらず、オールオンフォーが唯一無比のまるで魔法のような治療法であるかのように信じて治療を受けた方たちです。

そこで、オールオン4について、患者様に正しい知識・理解を持ったうえで、後悔のない正しい選択をしていただくために、このページを公開致しました。

1. 力のコントロール

オールオン4で装着する上部構造は、あくまでも「人工物」です。噛むことによって生じる顎の強い力との調和が取れていなければ、上部構造が耐えきれずに壊れてしまう場合があります。

オールオンフォーでの失敗例 

アクセスホールの位置

インプラント体と上部構造を連結するための穴を「アクセスホール」と呼びます。オールオンフォーでは、一般的に4つのアクセスホールを作成しますが、この位置関係が極めて重要になります。

失敗しないオールオンフォーのアクセスホール 

赤や黄色の●で示した箇所にアクセスホールを作ってしまうと、上部構造が折れてしまったり、歯が割れてしまったりといったトラブルが発生する確率が著しく高まります。

インプラントの埋入位置について、事前に十分なシミュレーションを行っていない場合、その場凌ぎ的に不適切な箇所にアクセスホールを作ることになります。

術前の診査・診断・プランニング、咬合力の強さや補綴物のスペースを考慮した治療計画を作成し、ガイデッドサージェリーによってインプラント埋入を行えば、このようなミスは決して発生しません。

上部構造の強度の問題

アクリリックタイプの上部構造は、チタンフレームに硬質レジンを盛り、人工歯を接着して作製するため、ジルコニア一体型の上部構造に比較して破折や、歯が取れてしまうといったトラブルが発生する場合があります。

 

2. 炎症のコントロール

オールオン4で埋入したインプラント体の周囲の組織についても、感染による炎症の恐れがあります。特に、上下ともオールオンフォーのケースよりも、ご自身の歯が残っているケースでは歯周病のコントロールができなければ、インプラントが脱落してしまうリスクもあります。

オールオン4上部構造の裏側に蓄積した細菌・バイオフィルム

All-on-4 CLINIC では、ご自身の歯を残して上下どちらかだけオールオン4にするようなケースでは、術前治療として徹底的に歯周病のコントロールを行います。

オールオン4治療2年後の歯周病原菌の画像 

施術前と、施術後については定期的に細菌検査を行い、歯周病原菌が増殖していないか、チェックしていきます。上の図では、施術後2年経過した時点での細菌検査の結果です。術前治療で叩いて消滅させた歯周病原菌が2年経過して何らかの原因でまた増殖していることが分かります。

長期的に良い状態を維持するために、定期的なメインテナンスが必須です。All-on-4 CLINIC は治療成果を生涯存続させ、患者様が笑顔でいられるよう全力を尽くしています。

3. 粘膜のコントロール

患者様それぞれのライフスタイルを踏まえて、All-on-4 CLINIC 独自の技術で、上部構造の裏側に汚れのつきにくい形状を付与しています。上部構造の裏側は、歯ぐきと直接接する部分で、衛生管理の点からもとても繊細な設計が必要になります。

 

 

All-on-4 CLINIC の治療成功率(年月時点)

All-on-4 CLINIC でのオールオン4治療の成功率は、99%です。

埋入したインプラント体621本のうち、612本は成功、9本にトラブルが発生しました。

 

All-on-4 CLINICでのオールオンフォー治療成功率 

トラブルが発生した9本のインプラントについて、その原因の内訳は、下記の通りです。

・インプラント体自体の問題:1本
・インプラント周囲炎:1本
・過負荷(オーバーローディング):7本 *インプラント体が骨としっかり結合する前に、硬いものを噛んだことが最大の原因と分析しています。

トラブルが発生した全てのインプラントについて再度埋入を行い、現時点では100%が機能しています。

長期にわたって膨大な数のオールオン4症例を手がけてきた当院だからこそ、避けられるトラブルがあります。

当院のオールオン4で発生したトラブルからのリカバリー症例をご紹介します。

1. インプラント体の破折からのリカバリー

プランニングにおいて、上顎左上のインプラントで3.5mmの太さのものを選択しましたが、インプラント体そのものが破折。

 

同じ箇所にインプラントを埋入するスペースが得られなかったため、ザイゴマインプラントによりリカバリーしました。

 

2. インプラント周囲炎からのリカバリー

埋入したインプラントに、インプラント周囲炎が発生し、顎の骨とうまくインテグレーションしませんでした。

   

やむを得ず一度インプラントを撤去し、再度埋入しリカバリーしました。

 

 

3. 上部構造の破折からのリカバリー

アクリリックタイプの上部構造が、過剰な負荷がかかり破折してしまったケースです。

仮歯の時期に食事制限を守って頂けなかった為に、仮歯が破折してインプラントが脱落してしまいました。

 

インプラントを再度埋入するとともに、上部構造も作り直してリカバリーしました。

 

 

 

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